『チークフローリング』について(2-製造過程)

2022.10.25 新製品紹介

2022年10月


お客様各位


ミャンマーチーク販売 株式会社

 


『チークフローリング』について(2-製造過程)

 

 チークにはミャンマー産の『天然チーク』とインドネシア産の『植林チーク』が有り、ミャンマーチークの方が高品質である事は前回記述しましたが、フローリングの品質は加工する迄の、過程・含水率調整が大きく影響します。


 ミャンマーチークは樹齢100年以上の原木を伐採する2~3年前に、原木の周囲に鉈で切り込みを入れます。この切り込みから含水している水分が滲み出すと共に、葉で作られた光合成物質が根に運ばれなくなり根の生長が止まりやがて水を吸い上げる力が無くなり木が枯れます。これを『巻枯らし』と言います。


 多くの樹種は木の生長が止まるとキバチ等害虫の温床になる事が有りますが、チークは樹脂が害虫を寄付けない特性が有りますので、害虫が寄生する心配はありません。


 伐採後、原始林から人力や象を使って搬出した後、筏やトラックで貯木場に運ばれます。インフラが未整備なミャンマーでは、伐採からヤンゴンの貯木場に運ばれる迄、2~3年かかり、この期間に原木の含水率は徐々に下がります。

 一方、熱帯雨林のプランテーションで育成されるインドネシアチークは50~60年で伐採されます。
 伐採後、集荷トラックで貯木場に運ばれ、やがて、原板に製材され、乾燥炉で急速乾燥されます。
 フローリングに加工される迄の工程は理解していませんが、ミャンマーチーク材より短期間で製品化されている事は間違いありません。

 

 ミャンマーチーク原木は原板に製材された後、工場の乾燥エリヤで自然乾燥(天日乾燥)を3週間行います。この期間で原板の含水率は15~17%に落ちます。その後、乾燥炉に入れ、更に含水率が8%に落ちる迄、乾燥炉に入れます(約1週間)。時間をかけて、ゆっくりと乾燥した木材は湿度が多い環境に晒されても、現状の形態を維持する特質が有りますので、製品の伸縮や変化は微量になります。

 

 チークフローリングの内、ミャンマーチークフローリングは木材の特性とチーク独自の特性により、施工後の環境変化によっても反りや歪・伸縮が少なく安定性に優れている為、床暖房適合フローリングに認定されています。インドネシアフローリングは熱耐久試験をクリアしていません。

 

 添付写真は天日乾燥の状況です。
 次回(3)はチークフローリングの色調について記述します。

 

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